先日、めちゃイケの新メンバーオーディションの放送を見ていて、ふと気付く。
しかも本編からはちょっと気付きにくい、見落としてしまいそうなワンシーンからの気付き。が、気付いたことは、とても大きい。

たくさんの人たち、より多くの人たちに、楽しみや喜びを伝えるためには、それはそれは本当に、体力も知力も努力も馬力も必要で、とてもとても骨の折れること。

伝える相手が多ければ多いほど、やっぱりそのパワーは測り知れない。
そんな「大きな」ことをやってのけている彼らは、なんてすごいんだ、と。

楽しみや喜びを見事に伝えることができたその人「たち」から、ボクらは対価をもらうんだ。

20101013

本編の企画は、岡村さんが不在の今、そして番組15周年の区切りに、新たな気持ちで次の15年を目指せるよう、新メンバーをオーディションしようじゃないかと。

そして、プロ・アマ問わず全国4カ所でオーディションを実施、一万人を超える応募者を集め、最終的にその中から1名、選ばれしその人間が、めちゃイケの新メンバーに着任できる。

一次審査のシーン、もろもろ。
ほんで、二次審査のシーン、もろもろ。
勝ち抜いた10組の応募者たちが、めちゃイケへの想いを手紙につづり、メンバーやスタッフへと読み伝える感動のシーン、などなど。


んで、肝心の気付きを得たのが、どのシーンだったかというと、中嶋プロデューサーの出る場面。たぶん覚えてる人、少ないはず。

新メンバーに好適なのは、SMAPの中居クンだと、コンサート開始前の本人にオーディションを仕掛けに行くシーン。

真面目にやろうとしない中居クンに対して、ネタで睨みをきかせる中嶋プロデューサー。それに苦笑いの中居クン。

で、矢部っちが、それに対してフォロー。

「ごめんな、中居くん!中嶋P疲れてんねん、全国オーディションで全然寝てはれへんから!」

ここっ!
そう、ここっ!ここで、ドーーーン、気付くわけ。

何に気付いてん、お前と。いったい何をたいそうに気付いてん、お前と。


そう、この企画って、ごっついスケールがデカい企画だし、関係する人数も多く、調整することも想像をはるかに超えるくらい多いはず。

で、それに期待してる人たちの数も多く、なんせこの企画に夢をぶつけてくる人たちの数もハンパない。

そのスケールに対して、制作側や演者側として、真正面から楽しみや喜びや感動を伝えようと思うと、それはとてつもないパワーがいると思うわけ。冗談抜きで。

めちゃイケを昔から見ている人なら知ってる人も多いとは思いますが、中嶋Pというと、番組当初はADであり、番組の成長と共にプロデューサーへと昇格。
今や当時とは違って、風格や貫禄も備えた立派なプロデューサー。

そのプロデューサーたる中嶋Pが、そして手を抜かずに笑いを追求する演者さんたちが、寝ずに疲れて、ほんとに多くの人たちに、笑いを提供しようとしてる。


だから、みんな感動するんだ。


※あっ、オレ別にこの番組キライやしとか、おもんないやんコイツらとか、そういった類の斜に構えた感じは、置いといて。

そこまでして、ボクらは、対価をもらうべきなんだ。すごく小手先に考えてた自分がいたり、自動化や仕組みやプログラムやフレームワークなんて流行りのフレーズ(もちろん大切だけど、それも)に惑わされて、楽しむことより、楽することばっかり考えてた自分がいたり…。

より多くの人に届く、大きな仕事を目指そう。そして、小さな仕事をしっかりと達成した暁には、それをより多くの人に届けるための、知恵を絞ろう。

そして、すがすがしい面持ちと、すがすがしい気持ちで、対価をもらおう。

たくさんの人たち、より多くの人たちに、楽しみや喜びを伝えるためには、それはそれは本当に、体力も知力も努力も馬力も必要で、とてもとても骨の折れること。

だから、みんな感動するんだ。

そんなドキドキを伝える仕事をしよう。たとえ、キレイごとだと、笑われたとしても。