大阪モダンディスコ

大阪のモノ書きでありWeb屋であり広告屋。超短編小説で世界を狙います!「小説書き+クリエイター+マーケッター」の切り口で記事を配信します。

WEBのインタラクティブ性を国会でも活用してみてはどうだろうか?

淡路島にて、クライアントとの打ち合わせのため、バス停の施設内にて時間つぶし。待ち合い室に置かれたテレビをボーッと眺める。

テレビでは、参院予算委員会が放送されている。

どうやら議論の焦点は、蓮舫大臣が国会内でのファッション雑誌撮影の是非について、野党から激しく追及を受ける。

延々、その議論の往復。

延々…。

延々……。

そこで、こんな風に思ったわけだ…。

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ユーザビリティをもう一度理解しよう。それも、データやマーケティングじゃなく、ユーザーの声として。

つい先日、担当の案件にて、ユーザビリティというものを改めて意識させられる事態が起こり、その辺の関連資料やデータなどを、漁る。

ユーザビリティに配慮するって、いわゆるユーザーに対するWEBサイト滞在中の「違和感」を取り除き、離脱、つまり、もう帰っちゃえこんなサイトって思われないよう、訪問者の使用感に波風を立てまいとする。

そう思って、捉え方が固まれば固まるほど、はみ出しちゃいけないレールが確固たるものとなり、身動きできない自分がいたような。

そんな気が、ふと、した。

前提やサイトの存在背景もマチマチなWEBサイトたちから収集されたデータを、さも神話のように崇めていた自分(たち)に、ちょっぴり警鐘。

やっぱり、リアルな声なきデータは、ただの補足に過ぎんのじゃないか。

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自分のやってること、どれくらい声を大にして、言えるだろう。 - 大阪コピーライターズ・クラブ年鑑を読んで

大阪コピーライターズ・クラブ年鑑を読む。

ふと、ずっしりと重みのあるグラフィックにのった、コピーを見つけ、しばし茫然。ページをめくる指が、止まる。


包帯は国境を越えていく:戦争とではない。生きることと闘っている。

包帯は国境を越えていく:母親がいない。薬がない。命はある。

国境なき医師団支援キャンペーン:成田 倫史


心に衝撃を受けるとき、僕はいつも思う。

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それでいいんだよ、っていう、とっても朗らかなコトバ。

糸井重里さん(@itoi_shigesato)のある日のツイートから、なるほどなぁと、深く考えさせられたものをひとつ。

十人いたら十色あるという、このゆたかさ、たのしさ、おもしろさをいいもんだなと思うなら、重箱の隅から目を離してさ、十色のちがいをたのしもうよ。それとも一億一色で行きたい?

そうなんだよな、すっごくポジティブな意味で言うところの「人は人、自分は自分」っていう、独立した色が連なって、輪になっていて、その円が、縁なんだよ。

決して、他人なんて関係ないって吐き捨てるような、そんな排他的な意味ではなくてね。人は人、自分は自分なんだから、のんびりやろうよっていう。

結局、どう頑張ってみても、僕は君にはなれないし、君も僕にはなれない。放っておいても、僕は僕。そんで、君は君。

だから、正解なんて、無い。
君は他の誰でもなく、君なんだから…。


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これからどこまでも、ふたりで歩んでいくんだなぁ、めでたいなぁ。 - ゼクシィ TV CM

今日は、義理の妹の結婚式。

自分の結婚当時のことを、ふと思い返す。あぁ、昨日までと、今日と、明日からが、こんなにもクッキリと違って見えるんかぁ。と、しみじみしてた記憶がある。

好きなコピーを、一本。

いっしょう
いっしょの
さいしょに、

ゼクシィ TVコマーシャルより。

結婚をして、共に同じ道を歩いていく。僕は、それを、絆を深めていく。と認識している。降りかかる難題や、ぶち当たる問題などを、いっしょに、解決して、それを思い出に変えて、その道中で渦中で、絆が自然に深まっていく。

気づけば、ふたりだけの真新しい価値観が、生まれてくんだよなぁ。

20101016


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たくさんの人に楽しみや喜びを伝えるためには、腹くくった覚悟が必要だと気付く。〜めちゃ×2イケてるッ!新メンバーオーディション〜より

先日、めちゃイケの新メンバーオーディションの放送を見ていて、ふと気付く。
しかも本編からはちょっと気付きにくい、見落としてしまいそうなワンシーンからの気付き。が、気付いたことは、とても大きい。

たくさんの人たち、より多くの人たちに、楽しみや喜びを伝えるためには、それはそれは本当に、体力も知力も努力も馬力も必要で、とてもとても骨の折れること。

伝える相手が多ければ多いほど、やっぱりそのパワーは測り知れない。
そんな「大きな」ことをやってのけている彼らは、なんてすごいんだ、と。

楽しみや喜びを見事に伝えることができたその人「たち」から、ボクらは対価をもらうんだ。

20101013

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アナログ世代とデジタル世代のハザマで生きるってこと。

そういえば、僕の世代は、アナログ世代とデジタル世代のハザマで生きていることになる。ちょうど、ビデオもしっかりと使ってて、DVDもしっかりと使ってて、って世代。

どうなんだろう。
ほんとうにアナログな世代の人たちって、デジタルのこと、知らない部分や知りたくない部分、知れない部分をしっかりと分かってて、はっきりとデジタルの、とある部分には、その人なりのNOを言えてる気がする。

逆に、ほんとうにデジタルな、これからの世代の人たちって、涼しい顔して、デジタルだけを、なんの意識もせずに使いこなしていると思う。

なんか、僕らの世代だけ、妙に、窮屈な顔してる。
とってもキュウキュウした感じで、文化のハザマに挟まってる。

ふと、そう思った。

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「ココロの表面を掬うコトバと、奥底を救うコトバ」があるんだなぁ。 NHK トップランナー・スペシャル〜福山雅治 僕の1日夏休み〜(再)より

コトバには、受け手のどの部分に響かせるかによって、その表現は変わる。

もっと言うと、伝え手が、受け手のどの部分を響かせたいのかによって、コトバの表情は変わる。

たったヒトコトでも、それは全然色を違えて、放つ。

なるほど、だから一見ポジティブなセリフがネガティブに響いたり、またその逆もあったりするのか。

と、いうことを、福山雅治さんと箭内道彦さんの、曲を作るという行為を通じて、気づきました。なるほどなぁ。

「ココロの表面を掬うコトバと、奥底を救うコトバ」があるんだなぁ、って。

20101010

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伝えたい価値をしっかりと伝えるためには、クライアントとの調整が肝。

伝えたい価値をしっかりと伝えることが、なんでこんなに難しいのか。とても骨が折れるし、時には、イヤな思いだってするよね。

なんでか。

きっとそれには2つあるんだと、思う。結論から言っちゃうとね。それは、


みーんな、教えてもらうんじゃなくて、自分で気づきたいんだよ、価値に。

あとね、大勢人がいる中ではね、みんな、自分が一番でいたいんだ。


それだから、本当に伝えたいことって、伝えにくくもなるし、そこに摩擦だって生じてしまう。ほとほと疲れるよね。なんか、戦いみたいで。

そんなだから、キミが思ってる以上に、もっともっと優しくなればいい。そうすれば、きっと解決すると思うんだ。

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勢いを感じるコピーって、その迫力に思わずゾワッとしてしまう。 - 東京コピーライターズクラブ 2009年 新人賞より

勢いを感じるコピーは、読んだ瞬間に、その迫力が伝わり、思わずゾワッとしてしまう。
僕の場合、手首あたりから腕の付け根のあたりに、サワーッとメンソールみたいな感じが昇ってくる。

その後に、爽快感。と、ヤラれた感。

東京コピーライターズクラブ 2009年 新人賞より、最近ググッと来たコピーライターさん2名の作品を。


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名前の売れていない芸人さんが、ちょっとした有名人になる方法を公開してみる。

名前の売れていない芸人さん、今なお下積みを続けている芸人さんたちが、ちょっとした有名人になる方法を、広告屋でありWEB屋である自分の観点から、公開してみようかと思う。

そう、吉本興業さんが、とてもいいヒントを出してくださっている。

【芸人2】
20101005


WEBの世界では、マス媒体に頼らずに、ソーシャルメディアを活用して、コンシューマーの間で費用もかけずに、有益な情報の網が形成されている。

その中でやり取りされる情報というのは、口コミ、すなわち既に信頼性を帯びた情報が行き来するので、あっという間にその有益性が認められ、「価値ある」モノとして伝播する。

そう、それが答え。

名前の売れていない芸人さんよ、今すぐ行動を起こそうじゃないか。


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みんなの!!トリス ハイボール、元気でいい! - サントリー『トリス ハイボール』

ほんとはもっともっと大衆臭さが欲しい気もするけど、吉高由里子の元気さと、「みんなの!!トリス ハイボール」に乾杯。

20101003

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どんどんスマートフォンも、日本人好みになっていく模様。 Yahoo!ニュースより〜iPhone追撃、ワンセグ・おサイフ付き投入〜

こうしてオープンな世界に存在するAndroidは、どんどんと日本人好みへのカスタマイズを実現するべく有効活用され、気づけば「まるで元の携帯電話のような便利さ」+「やっぱスマートフォンはもはやPCだよね」となった、ある種の、日本流次世代ガラパゴス端末になっていくのか。

【iPhone追撃、ワンセグ・おサイフ付き投入】
シャープと富士通・東芝の携帯電話合弁会社が、それぞれ早ければ年内に新しいスマートフォンをNTTドコモから発売することが30日、明らかになった。

 電子マネーの「おサイフケータイ」やワンセグ機能がついているのが特徴だ。スマートフォン市場では、ソフトバンクの「iPhone(アイフォーン、アップル製)」や、NTTドコモの「エクスペリア(ソニー・エリクソン製)」が先行しているが、機能を強化した新型スマートフォン投入で追撃を図る。

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WEBのバナー広告について、真剣に考えてみる。

近ごろ、WEBにおけるバナー広告について、考えてみる機会が多い。

やたらめったら、ネットサーフィンしていると目につく(目にもつかない?)バナー広告。作り手としても、受け手としても、いろいろ思うところあり。

20100930

つまりは、軽視され過ぎじゃなかろうか、バナー広告。と。

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結局、みんな本質の部分が欲しいんだよね。先日の、ほぼ日〜今日のダーリン〜について。

先日の、ほぼ日〜今日のダーリン〜にて、

落語のなかに出てくる人が、欲しがる商品かどうか?って切り口で、商品開発をやってみるっての、どうだろう?

というテーマで、糸井重里さんが、語っておられた。

僕みたいな日々プロモーションや広告やらで、消費者の方々に、「これいいよ」「あれいいよ」って、その本来の魅力を伝えようとしているわけですが、「ほんとにそれ、本来の魅力を伝えようとしてる?」って、自分で改めて問うてみた。

すると…。
伝えようとしてなかった。

なので、今日はそんな反省も込めて、結局、みんな本質の部分が欲しいんだよね。というつぶやきを1本。

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もうすぐC-1グランプリ チャンピオンバトル開催ですね。

50th


もうすぐC-1グランプリ チャンピオンバトルが開催される。
コピー一本、それまで。
いいなぁ。


以下、本家より引用。
祝50回 ! C-1グランプリ チャンピオンバトル開催 !

ブレーン連載中のC-1グランプリ50回を記念して、
歴代チャンピオンたちによるコピーの頂上決戦を完全生中継!
真のC-1チャンピオンを決める熱きバトルをUSTREAMでライブ配信します。
豪華審査員がチャンピオンバトルを盛り上げます!
■審査員 : 谷山雅計 福里真一 国井美果 
■10月1日(金)19:30 GONG!
■USTREAM ⇒ http://ustre.am/l9aS
Twitterでも随時情報を更新! @tcc_jp を今すぐフォロー!

現在@tcc_jpにて、過去のC-1グランプリでのコピーをツイートしているが、その中でも、ごっつい心に響いたのが、これ…

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15秒間で、こんなにドキッとさせられるもんかね…。 - JINS『Air frame』 軽い男 予告編

15秒で、たったの15秒の間に、こんなにサスペンス的な雰囲気で、「軽い」を伝えられるもんかね…唖然。

オダギリジョーの演技力にも、驚き。

最初、なんのCMか分からんかって、もうその時点で、完敗…。
とにかく「軽さ」をこんな風にこんな角度から伝えられたらもう。

商品特性の変化を、何も生真面目に伝えなくても、こうやって、こんな表現で、キーメッセージを伝えることもできるんだね。

「私、軽い男になります」

20100927

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堂々としたコピーと蒼井優のさらっと感。 - キリンビバレッジ『午後の紅茶』

紅茶には、正解がある。


午後の紅茶の、まさに王道をいく感じと、その芯が一本通った主張が、びんびん伝わってくる。

あえてそこに、正解というフレーズを持ってくるところに、自信の表れを感じざるを得ない。納得。

20100926


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What to Say つまりは、何をいうか。

「タバコをすわない人が、タバコをすう人に、ちょっとだけやさしくなれるコピー」ってどんなフレーズありますか?


mixiの過去のトピックで、「ブレーン」でのC−1グランプリの課題を扱ったこんなお題があったので、いっちょ考えてみようということで、コピーをツラツラとノートに書き込む。

やっぱりWhat to Sayだね、とても難しい。
やっぱり、つまりは、何をいうか、だね。

ちなみにこんなコピー、書きました…

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自分にない何かに触れたかったら、やっぱり人と会うことだね

人の考え方、人の価値観に触れるのが好きだ。

そしてそれが、自分にない何かだったり、自分と正反対の何かだったり、そういったものなら、より一層興味がわく。

ほほう、なるほどと感心したり、いやいやそれよりもと、自分の考え方を改めて主張してみたくなったり、そういう自分の中での反応って、

やっぱり人と会うからだなって。

ふつうに日々を生きてると、なかなかないでしょ?思いもよらないことって。

人に会うと、やっぱりそれらが起こるから、だからとても面白い。

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著者

常盤英孝(ときわひでたか)

《3分後にはもう、別世界。》
3分くらいで読めるショートショートと呼ばれるショートストーリー書き。あとは、エッセイやコンテンツライティングなどの物書き全般と、Webデザイン、チラシデザイン、広告、Webマーケティング、おしゃべりなどをやっています。




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