大阪モダンディスコ

大阪のモノ書きでありWeb屋であり広告屋。 ロクデモナイ売文稼業家としてメシを食っていける日を夢から現実に変えるべく、うぬぼれ一本で今日もくだらん文字を書き続ける。

上などさえ見ずに、到底、空など仰がずに生きてきた自分の存在とは、いったい何か。 -書評- 苦役列車

私小説には、なぜにもこんなに、退廃的な雰囲気がぴったりとくるのだろうか?
人間の退廃的な部分には、どんな魅力が潜んでいるのだろうか?

それをひも解く、私小説というやつ。

自分自身と対話をすればするほど、自分の中だけに潜み、とうてい他人にお披露目することさえないような感情が、紡ぎだされる。

それを束ね束ねすると、きっと、まるで別人格の自分というものが、出来上がる気がしてならない。

その別人格の自分というやつは、陽のあたる場所ではなく、鬱蒼と、じめじめと、湿っぽい、陰の中でさんざん育っていやがるもんだから、それはそれは、そこをフューチャーすると、もう退廃的で刹那的でたまらん。

しかし、その部分があるからこそ、日常の、ある意味、捏造された自分像というやつは、立派に舞い、立派に踊り、立派に歌えるってなもんだから、あんがい、その陰の根暗な自分も、悪くはない。

そうして、その部分に陽ではなく、人工的なスポットを当ててみると、それはもう、別の人間としての、ひとつの物語が誕生するわけで、それこそが、自分の中で思う、私小説的な部分。

誰しもが、きっと持っている。
誰しもに、きっと潜んでいる。

あとは、そいつと対話するか。そいつを、直視するか。そいつに、主役を任せられるか。

それを決めるのは、もう、あなたの弱さだけでしかない。


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摩訶不思議なことや奇想天外なことをすっかり信じさせてくれるドキドキ。 -書評- おーい でてこーい ショートショート傑作選

こどものころは、摩訶不思議なことや奇想天外なこと、すごくすごく信じていて、自分には実は、信じられない力が備わっているんじゃないかとか、ある日突然、珍妙な事件に巻き込まれて、これまでとは、全然違った毎日が始まったりするんじゃないかとか。

そうやって、毎日、胸をドキドキさせて、まだ見ぬ何かに期待して、だから一日一日が、新鮮に過ぎていく。

でも、いつからだろう、歳を重ねるごとに人って、経験したものの中から、学んだものの中から、見聞きしたものの中から、覚えたことの中から、信じられるものをどんどん選別していって、ふるいにかけて、そんで残ったものだけを信じようとする。

その選別の末に残らなかったものは、まるで鼻で笑い飛ばすくらいに、どうでもよくなって。

ショートショートには、忘れかけていたドキドキというか、今ではすっかり見ようともしなくなってしまった自分の胸の中のドキドキに、再び出会わせてくれるような、そんな、こどものような興奮と感動を覚える。

何も変わらない毎日が、毎日ずっと続くとしたら、どんな気分だろう?
焼き増しのような毎日が、ずっとずっと続くとしたら、どんな気分だろう?

でも、おとなは、頭が固くなってしまってるから、気をつけないと、墓場まで、つまらない毎日が繰り返されることになってしまう。

昨日したこと、今日も無意識にしていたり。
先週行ったところに、機械的に今週も行っていたり。

おとなたちがすっかり信じられなくなってしまったものに、ちゃんと心を奮わせて、ちゃんと胸をドキドキさせて、そうやって、それを、信じられるようなものに変えていけるのは、ぼくたち、おとなの素晴らしい才能なのに。

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自分が思う自分。周りが思う自分。乖離。そして、故郷。

「学生の頃はあんな風じゃなかったのに、アイツ、変わったよな?」

とは、よく聞く話。

例えば、学生の頃は、目立たずおとなしかった印象の、同じクラスの女子生徒が、卒業し社会人になった後、それはそれは濃ゆいメイクを施し、別人のように華やかな雰囲気になって、煌びやかな人生を送っているように見受けられるというような、まさにアレ。

極端な場合には、ギャルのようなキャラクターに変貌してしまい、言動や行動もすっかり大胆になり、果てには男性付き合いもフシダラで淫らになってしまったりとか。

男性の場合だったら、真面目なグループに属していたような奴が、大人になる過程で、ひょんなことから、邪な道にそれてしまい、当時からは到底想像もできないような容姿、生活、人間関係などを持つようになったり。

最近、ふと思うんです。

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強い者が人を挫くよりも、弱き者が防衛本能の赴くままキバを剥く攻撃の方が、剣先は鋭い。-書評- 暗渠の宿

例えば林檎を強く握ってみる。

力の強い人間であれば、いとも容易く林檎をその力で握りつぶせることを、自身のその強い力加減を持って、知っている。
しかし、力の弱いに人間は、林檎を砕くことさえできない力ゆえに、どこまで握れば林檎というものが、砕けてしまうのかを、知らない。

林檎の場合は、静物。

これがいざ、こちらに向かってくる物、例えばそれが人間だとするならば、こちらの意図しないように、どんどんどんどん動いてくる。
自分という人間の心の中や視界の中、感情の中に、どんどん侵攻してくる。

人はこれらの侵攻に対しての対処を、二通り持っているような気がする。
ひとつめは、受け入れること。そして、もうひとつは、

攻撃。

強い者が人を挫くよりも、弱き者が防衛本能の赴くままキバを剥く攻撃の方が、剣先は鋭いんじゃないだろうか。

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夢と触れ合って生きていくことが、ある種の贅沢な生き方なような気がして仕方がない。-書評- 芸人交換日記

夢は、人にとって、とても柔軟なものであって欲しいと思う。

夢を見るもよし。夢を追うもよし。夢を語るもよし。夢を語り合うもよし。夢を諦めるもよし。夢を捨てるもよし。夢見心地になるもよし。夢にすがるもよし。夢がないのもよし。

僕は、そうやって、人はいつ何どきも、いろいろな形で夢と触れ合って生きていくことが、ある種の贅沢な生き方なような気がして仕方がない。

夢を声高々に語るとき、人は目を輝かせる。
夢がないと空っぽになるとき、人の目は空虚に輝く。

ともかく、これだけは言えるんだ。

夢って、めちゃエエもんやないかって。


芸人交換日記 〜イエローハーツの物語〜
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ちっちゃな旅は、いつでもどこでも気張らずに。-書評- そうだ、ローカル線、ソースカツ丼

「あぁ、缶ビール持って、ちっちゃな旅に出たい。乗りなれた電車の線の、降りたことのない駅とか、町とか、プラプラ歩きたい」

そんな自分の元来の『ちっちゃな旅』欲をふんだんにかきたててくれるエッセイ。

人は出会ったことのないものに出会うために、出かけたり旅に出たり。それはつまりは、別に隣町にプイと出るだけでも、普段右に曲がる角を左に曲がるだけでも、いつも身だしなみを整えるために鏡代わりに使うガラス張りの反対の景色を、ただそれだけでも、出会ったことのないものに出会えるものだ。

そう信じている。

そこいらじゅうにある、まだ見たことのないものを見に行こう。
なんだか薄汚れた佇まいだけども、ぜったい旨いよな、この店って、前から目をつけていた店に食べに行こう。

世の中は、まだ知らないものたちで、きっと溢れかえっている。

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生きていることに対する虚無感は、動だろうが静だろうが付きまとう。-書評- 蛇にピアス

やはり、金原ひとみさんに、ハマってしまっているようだ。

先日読んだ、アッシュベイビーから他の作家さんの数冊を経て、やはり手に取ってしまった、本作『蛇にピアス』

どうやら、金原ひとみの世界観には、長期の離脱は許されないみたいだ、なるほど癖になる。

本作を読んで、生きていることに対する虚無感について考える。

自分自身と対話して、その対話のテーマが虚無だったりする。そうすると、どんどんと自分が生きていることそのものが虚しく感じてしまい、しまいには虚無の渦に飲み込まれて、もがき苦しむ始末。

そんな折、太陽の光でさえ、白々しくも感じたりする。


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女性の恋の目線とは、男の想像もつかないもんだ。-書評- アッシュベイビー

金原ひとみさんの『アッシュベイビー』を、本屋で手に取る。

そういやこの方『蛇にピアス』書いてはった人やなぁ。そういや吉高由里子の、すっげぇブッ飛んだ映画やった気がするなぁ。

そんな風な記憶から、読んでみたくなり、本屋で手に取った。
背表紙のあらすじを読んでみたところ内容は、えらいすごいテーマで本書きはる人やなぁって程度で、そんなに衝撃的な印象はなかったものの、いざ、読んでみて、衝撃。

こういうのって、女性の恋への、本心なの?

っていう驚き。なんか、女性って、素直なんだなぁって。

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なんとまぁ恋の終わりを可愛らしく描きはる人だ -書評- さがしもの

この世の中に、恋の終わりを経験したことがない、なんていう人は、全くといって、いないんじゃないだろうか。

まぁこの際「俺は毎回振る側やから、失恋したことない」とか「ワタシは基本的に男を捨ててきたタイプだから」とか、そういった類の可愛げのない話も、どれもこれもを、恋の終わり経験者としてしまおうじゃないか。

角田光代さんの『さがしもの』は、すごく等身大に恋愛が描かれた本であり、また『本』をテーマに書き連ねられた短編集で、なので、そのどれにも、本を背景とした物語が綴られていて、けっこう忘れかけてた胸の奥の敏感な部分が刺激されます。

皆さん、恋の終わり、あの、部屋にひとり、ぽつんと佇む、もしくは膝をつき、恋人の持ち物を眺め、しばし時を止め、時をさかのぼり、「あの頃」の温度に、しばし温められるという経験、お持ちじゃないでしょうか。

クリスマス近づくこの季節。
12月のイルミネーションを見て、少しセピア色に感じてしまう、そんなあなたにオススメの一冊です。

a1380_000394続きを読む

今年の棚卸し

今年の棚卸し。

さぁ『今年一年を楽しく過ごす』という今年の抱負。果たしてそれは、実現できたのか否か。答えはというと、

できた。

そう、今年一年、とにかく楽しんだ。もちろん去年よりも。もちろん一昨年よりも、ずっとずっと、楽しんだ。

そりゃ、一年を楽しく過ごす言うてるんやから、楽しくないわけがないわなぁ。ほんまに、ぎょうさん楽しんだ気がする。

なので、ちょっと気は早いけども、まだ醍醐味な二ヶ月間が残ってはいるけども、ここいらで棚卸し。残りの二ヶ月を全力疾走できるように。来年に向けて加速をつけられるように

棚卸し。

20121105
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日本人の表現の暗さって、いったい何だ? -映画評- その男凶暴につき・3-4×10月

これまで何度も観てきたにも関わらず、急にまた、北野武映画を観たくなり、夜中にコソコソとDVD鑑賞。
ヘッドフォンを付けて、閉鎖空間にしてしまった後、再生。

北野武映画、特に初期の頃のあの、静寂から一気にズドンと鳴る、あの恐怖感がたまらなく好きで、これはきっと、北野武映画の初期作品を子供の頃に観ていたことの影響から、「暴力」とか「過激」とかそういった類の感覚ではなく、「恐怖」というような感覚を刺激されるんだと思う。

ある種、みんながお化け屋敷に好んで入るような、そんな感覚。

で、『その男凶暴につき』と『3-4×10月』。

20121012

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八方ブスとして生きてみないか。-映画- なくもんか

今さらながら映画『なくもんか』を観たので、ちょっと書いてみる。

20120919

八方美人って、なんだ?
八方美人って、なんなんだ?

映画『なくもんか』、阿部サダヲ扮する祐太は、とても人が良く、自分が抱える悲しい生い立ちや家族の問題を、みじんも感じさせないほどの、いい人っぷり。

耐える?
違う。
貫く?
違う。
抗う?
違う。

優しさや思いやりっていうのは、そんな息苦しいもんじゃないのかもしれない。時にそれは、偽善に映るかもしれない。いや、大半が偽善からくるものなのかもしれない。

でも、ないよりあるほうがいいじゃない。でも、優しくないより優しいほうがいいじゃない。

ほらほら、あなた、どんな時でも笑顔でいれますか?いようと努めていますか?諦めちゃいけません。それを、好きでやってください。と、ぼくはぼくに言い聞かせる。

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結果が大事なのか、プロセスが大事なのか?いえいえ、どうせ生きるなら、どっちもごちゃ混ぜでしょ。

先日、どこかの誰かにこんな風に言われました。

「君のプロセスなんかどうだっていいんだよ。要は結果なんだよ」

先日、どこかの誰かが言ってました。

「結果だけを見られるなんて納得できない。大切なのはプロセスなんだよな」

なるほど。
なるほど。
なるほど、なっ。

20120913
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現実が充実すると、妄想が枯れてしまう!?

現実が充実すると、妄想が枯れてしまう。

こんな風なことがある。

現実が充実すると、妄想が枯れてしまう。

あんな風なことがある。

現実が満たされていないと、妄想のネタが充実していく。

今は、どう?

前者。

妄想が、出ない。

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何が良くて何が悪いかなんて、誰に分かるというのだろう -書評- 八日目の蝉

またしても、本を読んで、映画を観て。

20120721

まずは難しく言ってみる。
こういうことは、ないだろうか?

状況が変われば価値観?判断基準?自分の判断の拠り所が、状況によって変わってしまえば、もちろん判断の答えも変わってしまう。

人の判断、善悪の基準なんて、とても曖昧で、決して絶対的なものではなくて、とてもとても相対的。

目の前の色にだって左右されるし、音や景色にだって左右される。そういったものに、常にフラリフラリと、善悪なんて左右される。

そりゃ、人の意思なんて、もっとフラリフラリ、よな。


簡単に言ってみよう。
こういうことは、ないだろうか?

とても凶悪な犯罪を犯す子供の集団がいたとしよう。

警察たちは、その凶悪な犯罪を犯す集団を、血の流れる激しい争いの末、なんとか捕まえ、町に平和が訪れた。

警察って、すごく「善」よね。


でも、違った側面から、これを伝えて見る。

警察たちは、その凶悪な犯罪を犯す子供の集団を捕獲するため、さまざまな武器を使用して、子供たちを追い詰めた。

その争いの中で、幼い頃に両親をなくし、貧しい環境から非行を繰り返すようになった、集団の中でもひときわ幼い少年を、強力な武器をもって、撲殺した。

犯罪を防ぎ町を守るための、必要な犠牲であった…。

これって、なんとなく、その幼い子供に同情したりしてしまいませんか?警察、ちょっと憎くなりませんか?警察、悪ぅ!って、ちょっと感じませんか?

さぁ、あなたのカメラは、どの角度から、真実を捉え、飲み込み、判断しますか?
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本でも映画でも、同じ場面でグッとくるなんて。-書評- 阪急電車

『阪急電車』の映画が、好き。
ほんで、『阪急電車』の、本が好き。

どこの地域に住んではる人もきっとそうかも知れないが、やっぱり「近場」を扱ってくれる物語には、惹かれる。

この話は兵庫の話なので、根っからの大阪人の自分が、「近場」なんていうと、しっかり「近場」に住んではる人たちからすると、「お前らの話ちゃうねん!」と、叱られそうやけど。

とは言え、阪急電車、ええ話でんなぁ。

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誰にも頼れない時、お酒に頼るのも、なかなか悪くない。

少しばかりお酒に頼る、日々。
なんともホロ酔いで眺める、酒場の景色は、みなさん気のほどけた表情をしており、眺めとるだけでも酒が進みまんなぁ。

とまぁ、仕事帰りにフラリひとり、日本橋の立ち飲みに寄りつつ、無言のわりにまぁ、頭ん中でアレコレ考えるもんで、ワシひとりやかましいやんけぇ、とかワケの分からんこと考えつつ、どて焼きをアテに、考え事を肴に、ビールをグビリ。

お酒って、なんでついつい呑んでしまうのやら。
そんなことを思い巡らせ、そんなことを思ってみても、後世なんの役にもたたんだろうという邪念に押しやられつつ、それでもなお、巡る巡る。

お酒。いいなぁ。

a0001_005737続きを読む

「のせい」が上手やな、人間は。

「のおかげ」は無視しがちやけど、「のせい」は意識しがち。

朝の通勤途中、ふと考える。
うまいこと行かないとき、「のせい」をよく考えてるなぁ、と。

何かっていうと、「○○のせい」ってこと。責任を転嫁してるってこと。考えても仕方ないし、考えても何も変わらないのに、いつもいつでも、「○○のせい」と。

君自身の何かは、「○○のおかげ」と「○○のせい」がたくさん詰まっているくせに、「○○のおかげ」は無視しがち。「○○のせい」は意識しがち。

まったく、好きやなぁ。のせい。

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いろんな"情"を持って生きてる、生きている。-書評- 地下の鳩

「退廃」という言葉を辞書で調べてみた。

1 衰えてすたれること。くずれ荒れること。廃頽。「旧家が―する」

2 道徳的な気風がすたれて健全な精神を失うこと。「―した社会」

なるほどなぁ。

心が退廃している様と、生活が退廃している様と、生き方が退廃している様と。そんな「退廃感」を持たない人の生き方って、どんなだろうか。西 加奈子さんの『地下の鳩』を読んで、ふと思った。

この本に出てくる登場人物、吉田は、まるで自分だ。まるで、ぼく自身のようだ。そう感じる。

でも、この、「まるでぼくだ感覚」は、よくあることのように思う。たとえば、歌の歌詞など読んでいて、まるで俺のコトを歌ったいるようだ、と感じたり、ドラマの登場人物を見て、これ、ワタシの恋愛感だ、なんて感じたり。

ぼくは、この吉田、男なら誰しもが、まるでぼくだ感覚を持つのじゃないだろうかと、そんな風に思うけれども、思うけれども、そんなわけないだろう人は人それぞれ生きてきた道も違うんだからと、それを否定する自分もいる。

でも、ぼくは、これはぼくだ。そう思った。

退廃からにじみ出る情けない臭いが、まるで似ていて、それを愛して欲しいという愛情の欲求が、まるで似ている。
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そこまでしてたどりついた今日に、どれほどの価値があるのだろう? -マイ・バック・ページを観て-

ずっと気になっていた映画をレンタルして観た。

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ノンフィクションとしてのストーリーの重みや、扱うテーマ、時代背景、どれをとってもズシッと来る内容だった。

そして、何よりも重く問いかけられたことは…。

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大阪モダンディスコ
常盤 英孝
自分史[プロフィール]

大阪のモノ書きでありWeb屋であり広告屋。

どうにかロクデモナイ売文稼業家としてメシを食っていける日を夢から現実に変えるべく、うぬぼれ一本で今日もくだらん文字を書き続ける日々。

大阪を盛り上げるべく、たくさんの人と出会い、とにかく"コトを起こす"ことをお酒の肴に呑んだり、わいわいやったり、時には本気で"コトを起こしたり"など。

日々、書き、描き、話し、モノづくりをしています。

モノ書きとして活動しながら、中小企業・個人事業主の方々のWebサイト制作のニーズを叶えるべく、そのお手伝いもしています。

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