大阪モダンディスコ

大阪のモノ書きでありWeb屋であり広告屋。 ロクデモナイ売文稼業家としてメシを食っていける日を夢から現実に変えるべく、うぬぼれ一本で今日もくだらん文字を書き続ける。

教科書はまだ、ない。だって、答えすらまだない未来だから。-書評-『ミライの授業』

未来のことを考えるとき、ひとまず過去に目を向けてみる。すると、過去から未来へと伸びる線のうえに、間違いなく僕たちが立っていることがわかる。僕たちは、過去からやってきて、未来へと向かう生き物だ。

多くの人たちは、これからの未来を悲観しているようだけど、僕には可能性で溢れかえっているようにしか見えない。近ごろの技術的発展は凄まじいほどに目まぐるしい。未来をこうして今、見つめられることに胸は躍る。現代に生きるすべての人たちは、少なくとも未来を創っていく一員になれる可能性を秘めている。それを思うと、さらに胸は高鳴る。

そして、これからの子どもたちは、もっと多くの可能性を秘めている。やれ「将来的に年金は満額支払われないだろう」とか、「65歳以上の高齢者を1.3人で支えていかなければならない」とか、暗い話題で若者や子どもたちを悲観させようとするけれど、未来は必ず変わるし変えられる。

もはや、当たり前のように学校に行き、数十年前と同じ教育を受け、進学し、卒業し、企業に就職し、安定した収入を得るようなモデルは破綻している。正直、未来の創り方を知らない教師たちが、子どもたちに何を教えられるのだろうかと、大いに疑問を抱いてしまう。

だったら過去に学ぼう。過去の人たちが、どうやって未来を創ってきたのか。そのやり方を知り、その考え方を知り、そして未来への一歩を踏み出せるようになろう。

ミライの授業。
教科書はまだ、ない。だって、答えすらまだない未来だから。
可能性と楽しみだけを胸に、しっかりとミライの授業を受けて欲しい。


ミライの授業
ミライの授業
posted with amazlet at 18.04.21
瀧本 哲史
講談社
売り上げランキング: 975

続きを読む

さぁ、デジタルよ。老害たちをぶっ潰そうぜ。どこまでやれるか、テクノロジーの底力を見せてやろうじゃないか。-書評-『日本再興戦略』

ここ数年、日本の未来を憂う意見ばかりを聞くようになった。少子高齢化が進む。税金があがる。景気が衰退する。他国が攻めてくる。そんな話にばかり脅かされ、抜本的な改善策が見出されぬまま、流れに身を任せるしかないような風潮が蔓延っている。

しかし、よくよく考えてみると、今の考え方・今の知識・今の技術から延長しただけの発想をもってしても、事態がよくならないのは当然。で、それに対峙するためには、今を生きる人たちが、「は? 何言ってるか意味わからん」「は? そんなこと夢物語に過ぎないね」と嘲笑するような発想が必要だということに気づいた。

たとえば、タイムマシーンを使って昭和に戻ってみる。で、昭和を生きる人たちに、「スマホってものがあってねぇ。めちゃくちゃ便利なのよ!」って言ってみたところで、「なにこいつ? 頭イカれてんじゃね? そんなことできるわけないっしょ」と、バカにされるはず。

これまで幾度となく、万人に理解されずバカにされたものたちが世の中を変えてきたことを知っているはずなのに、頭の固い大人たちは相変わらず、「なにこいつ? 頭イカれてんじゃね? そんなことできるわけないっしょ」と嘲笑する。それが、自らが憂う日本の未来を大きく変えてくれるかもしれないのに。

デジタル。

我々の未来をデジタルに託したいと思った。

個人的にはアナログ大好き。デジタル便利。という人間だったけれども、やはりこれからの日本には、デジタルの力は必要不可欠だと強く認識した。

馬車から自動車には乗り換えられた人間。手紙からメールには乗り換えられた人間。にも関わらず、デジタルへの乗り換えには異論を唱える人たちが多い。便利になるだけじゃなく、再びアナログを照らす力さえも、デジタルにはあるというのに。


日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎 (2018-01-31)
売り上げランキング: 98

続きを読む

過去を懐かしむことで未来に蓋をするのではなく、未来を照らすために過去から跳躍する、そんな転換期が訪れたんだろう。-書評-『超AI時代の生存戦略』

これまでの世界とこれからの世界は、まったく別物になるだろう。もちろん、どこからを「これから」と定義するのかという議論はあるものの、我々市民レベルが人工知能を意識しはじめるタイミング、いや、無意識のところで数多の人工知能が活かされはじめるタイミングこそが、これからの世界なのではないだろうか。

人口知能はディープラーニングを続けることによって、どんどんと進化を続ける。ひとりの人間の進歩や成長に制限や限度があるのに対し、人口知能は世界中の知と経験を吸収しながら、どこまでも進化し続ける。

通信機器や電化製品にAIが搭載されはじめた昨今。まだまだ「AIなんてツールだ」的な議論が目立つが、AIと人間が融合した先にある「人間の魅力の打ち出し方」について、そろそろ考え始めたほうがいいような気がする。

「AIが担うことによって、今現在の仕事の多くが自動化され、たくさんの人が職を奪われることになるだろう」という、まるで人口知能と人間が戦争でも起こすのかと言わんばかりの煽り文を目にするが、そうじゃない。

今、世の中に溢れている仕事に留まらない存在に、人間が駆け上がっていくための、必然的な進歩の機会なんだと思う。これまで人間が「無駄」に積み上げてきたものと、それをゼロから積み上げ直す次世代への教育を完璧に改善し、人が本当に「今」を生きるために、人口知能は人口知能としての最低限の働きをしてくれるのではないだろうか。

過去を懐かしむことで未来に蓋をするのではなく、未来を照らすために過去から跳躍する、そんな転換期が訪れたんだろう。



続きを読む

これまでの積み上げで未来を予測しようとすると、大きく方向性を誤ってしまう。-書評-『団塊の後』

未来を予測するということは、自分が会得した知識をもとに、それらを発展させたり膨らませたり組み合わせたり掛け合わせたりして、像を創り上げること。細やかな知識を持っている人であればあるほど、人々を納得させられる未来予測が描けるはずだ。

ただ、この、会得した知識をもとに、ってところがポイント。これまでの過去の知識は会得でき得るものだったかもしれないけれど、これからの知識は「これまでの常識を積み上げてきた人たち」にとって、その積み上げてきたものを、一度破壊しなければ飲み込めない類のものである場合が多い。

めちゃくちゃシンプルに言うと、たとえば大阪しか知らない人間が、東京の街のことを紹介されたとする。そういったとき、大阪しか知らない人の多くは、「あぁ、大阪でいうところの、京橋って感じやね」などと言う。

未だ知らなかった街という新しい価値観が訪れているのにも関わらず、既存の知識、こういった街は京橋的な街だという過去の積み上げに依存してしまう。そして、その東京の街が実際は、大阪の京橋よりもより発展した街だったとしても、一旦は京橋という枠に当てはめ、京橋のサイズで測ろうとしてしまう。

確かに新しい価値観を受け入れるとき、古い価値観との違いをもって理解したり、古い価値観との差分で理解しようとすることもある。ただし、これからの世の中は、そうはいかない。これまでの積み上げで予測しようとすると、大きく方向性を誤ってしまうことだろう。

なぜなら、とある時点で多くの年配の方たちが、そのあまりのスピードの速さゆえ、インターネットがもたらす技術革新から目を背け始めたからだ。その時点で、過去と未来は分断されたはず。これからは個々人がパラレルな世界に住まうような時代になるだろう。

過去から未来を予測するのではなく、未来に生まれるであろう技術や産業から今日までの道のりを逆算し、その道のりを予測と呼ぶほうが相応しい時代なんじゃないだろうか。


団塊の後 三度目の日本
堺屋 太一
毎日新聞出版 (2017-04-22)
売り上げランキング: 13,619

続きを読む

その手に触れるだけで感じられる温かみの、その圧倒的な幸せを、もう一度、噛み締めてみたくなる。-書評-『今夜、ロマンス劇場で』

恋とはある種、憧れのようなもの。
叶うことで手に入るものであるのと同時に、失うものでもあるような気がする。

叶わなかった恋のエピソードに耳を傾けてみると、たしかにモノクロになってはいるものの、その輪郭はどこまでも鮮明で、いつまでもその憧れを失わずにいられそうな気がする。その反面、叶った恋は、どうにかすると愚痴っぽくなってしまう。

それはなぜか?

恋とは憧れのようなものでありながら、叶え続けるものであるということを忘れてしまうから。

恋愛には障壁がつきもので、その壁が高ければ高いほど、それを克服しようと努める二人の姿は美しい。その様子を描いた恋愛の物語は、過去から現在、未来に至るまで無数にあるだろう。それほど人は、壁を越えようとする二人の物語に胸を打たれる。

ただ、本当の物語は壁を越えたあともまだまだ続く。実は越えた壁の向こう側のほうが、美しい景色は多いもの。二人で手をつなぎながら、新しい景色を紡いでいける。何気ない一日を、思い出の一日に変えていける。それができることの素晴らしさを忘れてしまわなければ。

恋の物語は僕たちの現実に、失いかけていたロマンスを取り戻させてくれる。手に触れられることの素晴らしさを改めて思い出させてくれるだけでなく、手に触れられることのできる人が、すぐそばにいるということの素晴らしさにも、改めて気づかせてくれる。

その手に触れるだけで感じられる温かみの、その圧倒的な幸せを、もう一度、噛み締めてみたくなる。


今夜、ロマンス劇場で (集英社文庫)
宇山 佳佑
集英社 (2017-12-14)
売り上げランキング: 2,663

続きを読む

偶然か必然か、朝、いつもどおりに目が覚めた今日という一日を、目一杯生きてみたいと思った。-書評-『ミスミソウ』

命さえあれば、あとはもうどうだっていい。

不本意な理由で命を落とさなければならない。それほど悲しいものはない。
不本意な理由で命の危機を感じたなら、どこまでもどこまでも逃げて欲しい。

人が人である限り、イジメはなくならない。それは学校のなかだけじゃなく、社会にも蔓延っている。多くの人と関わり合って生きていくこの社会のなかでは、何がイジメのきっかけになるかすらわからない。

イジメが多様化した昨今、攻撃は暴力だけに留まらない。
集団生活において、その存在を無いものとする、無視という攻撃もあるだろうし、このデジタル社会、SNSの世界でコミュニティから爪弾きにする攻撃もあるだろう。

学校でイジメに遭っているなら、無理して学校に行かなくてもいいよ。そんな方法だけでは救えない、複雑な時代になっているのは間違いない。

だからこそ、逃げて欲しい。どこまでも逃げて欲しい。奴らが学校の外、会社の外まで追いかけてくるようなら、とことん逃げて欲しい。奴らがイジメをして得る快感と、標的を追い続けるためにかかる労力コストを考え、奴らが割に合わないと諦めてしまうまで、どこまでも逃げて欲しい。

人はみんな、いつか死んでしまうけれど、死んでしまうその日まで、生きていく権利は全員にある。あたりまえのことだけれど、不本意なことが人の命を奪う権利は、絶対にない。

慌ただしい毎日、生きていることすら実感しない瞬間が続く。
でも、命はある。命がある。
偶然か必然か、朝、いつもどおりに目が覚めた今日という一日を、目一杯生きてみたいと思った。


ミスミソウ 完全版 全2巻セット


売り上げランキング: 26,590

続きを読む

日本人。もっと自己を主張しよう。青春には年齢制限なんかない。-書評-『青春論』

青春とはなんだろう。改めてそれについて深く考えてみると、それは自己の主張のような気がした。
世の大人たちは、歳をとるにつれ、社会的な立場からの自己の主張は得意になる。そして、それ以外は、一般論をふんだんに備えていることを誇るようになる。つまりは、自己の主張が希薄になる。

となるとだ、たとえ若者であったとしても、自己を主張せずに、ふんわりふわふわと生きていては、青春を過ごしているということにならない。魅力を欠いた大人たちと、何ら変わらないということだ。

で、じゃあ自己の主張って、どうやったらええのん? となる。夢とか追いかけて、キラキラと輝いていることが自己の主張か? そうではない。夢なんかなくてもいい。夢など追わずに、ふんわりふわふわと生きていてもいい。ただ、「自分には夢などなく、ふんわりふわふわと生きているんだ」という確たる主張が必要なわけだ。

今やスマートフォンで手軽にコミュニケーションを取れる。企業が用意したスタンプに触れさえすれば、定型化された会話ができる。自分の言葉など使わなくても、おはよう、こんにちは、おやすみ、疲れた、好き、人間にとって最低限以上の会話は、スタンプを選択するだけで伝えられる。とてもお手軽でお気楽だ。

そりゃ、表現することも面倒臭くなるわなぁ。

不自由だった日々から、少しずつ自由が増え、自分は自由なんだと錯覚しながら、檻のなかで叫ぶ青春時代。そんな時代は今は昔。もはやそんな感傷的な時代じゃないよと、青春という言葉が、現役引退させられようとしている。

日本人。もっと自己を主張しよう。青春には年齢制限なんかない。


青春論 (角川ソフィア文庫)
亀井 勝一郎
KADOKAWA/角川学芸出版 (2014-07-25)
売り上げランキング: 322,983

続きを読む

そこに広がっていたのは、世界の終わりじゃなくて、新しい世界のはじまりだったはずだ。-書評-『ふたご』

人は、どんどんと変わっていく生き物じゃないと思う。生きていくうえで、何かに気づいたり何かを思い出したりして、それを繰り返して生きて行く生き物なんだと思う。その気づきや思い出す行為っていうのは、もともと自分のなかに眠っていたことを掘り起こすことで、だから、たくさん人に会ったりたくさん本を読んだりたくさん勉強したりして花開くものではないはず。

ある日、突然、はっ、となるものだと思う。

その衝撃が凄まじければ凄まじいほど、その日からもう、まっしぐら。成功には、運とか縁とか才能とかたくさんの要因が絡んでくるけれど、その日からどこまでも走ることができれば、もう結果なんかどうだっていい。もう、ただただ楽しんで、どこまでも行ける。

苦悩っていうのは、その、はっ、になるまで延々と続く。繊細な人間であればあるほど、苦悩の締め付けは強く、自問自答の日々が続くだろう。だから人はみんな、どうにか苦悩から逃れようと、もがき苦しむ。その行為がまた、新たな焦燥やジレンマを生み、さらに苦悩する。でも仕方がない。だって、まだ、はっ、ってなっていないんだから。

人と同じことができず、同じことをする意味さえも掴めず、社会が敷いたレールからどんどんとはみ出していく青年は、人と同じことをしないという価値を評され、社会的に成功する。

そこに広がっていたのは、世界の終わりじゃなくて、新しい世界のはじまりだったはずだ。


ふたご
ふたご
posted with amazlet at 18.01.21
藤崎 彩織(SEKAI NO OWARI)
文藝春秋
売り上げランキング: 489

続きを読む

女性の中に眠る猟奇的で怪奇的な衝動に、ゾワッと無数の鳥肌が立つ。-書評-『悪いものが、来ませんように』

人は誰しも心の中に、猟奇的な衝動を抱えている。どんなときでも平常心を保てる人がいたとしても、本人が極度に固執するものを侵されそうになったとき、偏執狂の如くに乱れる。その乱れ方は、近しい人間ですら知り得ないほど怪奇的なものであり、固執への侵略を阻止した後の姿は、にわかに信じがたいものである場合が多い。

女性にとって、我が子が持つ意味が巨大なまでに大きいことは、男でも容易に想像がつく。本人ひとりの存在は頼りないものであったとしても、我が子を守らんとするときの眼光の鋭さや、外的から守らんとする腕力には、科学を超越した善なる魔力が潜んでいることを感じさせる。

ある年齢から女性は、我が子を有する身分であるかそうでないかで、目に見えぬ境界線を設けはじめるのではないだろうか。誰かの口から聞いたわけでも、あからさまにそういった事実を目の当たりにしたわけでもないが、確実にその境界線を感じる。

子を身ごもり、遺伝子を残し、次の世代へと継承していくという生物学的な行為そのものが神秘的故に、境界線への向こう側に対し、侮蔑したり見下したりといった下世話な視線を送るのではなく、心の深海部分が取り計らう、区別、がはじまるのだと思う。

我が身を犠牲にしてでも我が子を守り抜く。鬼気迫る迫力と義務感と使命感が、果たして男に理解できるのだろうか。そして世界中の母親たちは誰ひとりにさえ見せたことのない形相でこう思うのだろう。我が子に悪いものが、来ませんように、と。


悪いものが、来ませんように (角川文庫)
芦沢 央
KADOKAWA/角川書店 (2016-08-25)
売り上げランキング: 88,591

続きを読む

やぁ。素晴らしい世界は、今、目の前にあるんだぜ。-書評-『左目に映る星』

人は誰しも、自分だけは他の人とは違うと思いがち。でも、あなたの目に映る他人たちも他人たちで、自分だけは他人とは違うと思っているだろうから、人はみんな一緒、得てして自分だけが他人とは違うと思いがち。

あなたの目に映る他人たちのすべてが、いかにも何も考えていないような、いかにも毎日を飄々と過ごしていそうな、いかにも「エキストラ」な感じが滲み出ていたとしても、彼らは彼らで自分のことを、特殊で特別で他人とは違うと思い込んでいる。だから、人はみんな一緒、得てして自分だけが他人とは違うと思いがち。

という発想を捨ててみる。
で、こういう発想に変えてみる。

人にはもともと、他人たちのそれぞれを区別するほどの力なんてない。長年付き合っている心と身体、自分についてはそりゃ何から何までわかるはず。でも、赤の他人のことなんてわかるはずがない。親や家族、恋人のことですら、わかったつもりでその実、あんまりわかっていないはず。

だから、他人たちのことを区別することなんてできないから、自分と他人たちは違う、という答えでまとめてしまう。他人たちがいつも、飄々としているように感じてしまう。自分だけが孤独なように思えてしまう。

そこでこの発想をさらに昇華させてみる。

自分だけは他人たちとは違うという発想は、万人の心にフィットする。その類の孤独感はみんな、心のどこかに隠し持っているもんだから、だからスポッとはまる。孤独を歌う唄が支持されるように、孤独を描いた物語が愛されるように。

で、この発想を収束させてみる。

なんて言ってはみたものの、やっぱり孤独は孤独だし、殊更に自分だけが悲しく思える日もあって、頭じゃあれこれ理解はできていても、やっぱり寂しいもんは寂しいもんだ。心は頭ほどお利口さんじゃないから、いつでも過去はよく見えるし、過去に答えを求めている限り、現実からも未来からも逃げられる気がして安心できる。

あの日の彼は元気だろうか。あの日の君は元気だろうか。今日という時間を泳ぎながら、あの日の彼やあの日の君を探している人たち。

やぁ。素晴らしい世界は、今、目の前にあるんだぜ。


左目に映る星
左目に映る星
posted with amazlet at 17.12.30
奥田 亜希子
集英社
売り上げランキング: 540,051

続きを読む

言葉は伝えるものじゃない。伝わってこそ、はじめて言葉なんだ。-書評-『妻に捧げた1778話』

人は大切なものを失うことを頭で理解した瞬間から、後悔をはじめる生き物だと思う。
いつまでも自分のそばにあるものだと無意識に思って安心しているから、それは当然のことだし、それは別に責めるべきものじゃない。そうやって無意識に安心できるほど大切な存在だったんだって、逆説的に捉えることもできるだろう。

そして、大切なものっていう存在は、何も他人のことばかりじゃない。自分という存在だって、そのひとつ。
自分のしょうもない拘りのために、今日一日を無駄にしてしまった経験はないだろうか。明日の朝、眠りから絶対に目覚める保証なんて誰にもないはずなのに、それなのにその日一日を、納得のいかぬまま、無駄に過ごしてしまったこともあるはず。

そこで思った。

大切なものを失うことを頭で理解した瞬間に後悔をはじめる。そこでほとんどの人は、後悔を償おうとする。何かを埋め合わせようとする。やろうと思っていたけれどやらなかったことに後悔し、やってみたり。言おうと思っていたことに後悔し、言ってみたり。

でも、それってすごく後ろ向きな気がした。人と人が一緒にいて、やろうと思っていたけれどやらなかったことって、もともとやらなくてよかったことのような気がするし、言わなかったことは、別に言わなくてよかったことだったんじゃないかなって思う。

後悔の念に突き動かされて、後ろ向きな埋め合わせをしたって、誰も喜ばないし、誰も望んじゃいない。それだったら……

未来に向かって、新しいことをやってみよう。

失うという行為も前に向かって歩いて行くこと。もちろん、そんな冷静に受け止められるわけがない。当事者になれば誰だって心は壊れるし、精神を落ち着かせられるわけがない。でも、後悔は違うと思う。後悔なんてしている暇はない。新しい何かをやってみなくちゃ。


妻に捧げた1778話 (新潮新書)
眉村 卓
新潮社
売り上げランキング: 31

続きを読む

美しい心とは、他人を温めてあげられる優しさ、なんじゃないだろうか。-書評-『フランダースの犬』

美しい心を、誰だって持って生きて行きたいと思っていたはず。生まれた瞬間から邪悪な人間なんて、いないはずだから。

その美しい心を、踏みにじる奴が必ず現れる。
それは同級生の場合もあれば、先生の場合だってある。近所の連中かもしれないし、もしかすると家族のなかの誰かかもしれない。

そういう悲しい出来事を経ると人には、美しい心を保って生きているほうが損をするんじゃないかという猜疑心が芽生えてくる。現に、薄汚れた人間たちがほくそ笑みながら生きている横で、キレイな心をした人たちが泣いているのを見ると、余計に疑いたくもなる。

「キレイごとばっかり言ってちゃ生きては行けないよ」と、人は言うけれど、そんな風にならなきゃ生きていけないのなら、果たして生きていく意味なんてあるのだろうかとも思ってしまう。

人は弱い生き物だということはわかる。でも、悪い生き物じゃないはずだと信じたい。もしかすると、弱い生き物だから悪いことに誘われてしまうのだろうか。

他人から冷たくされた経験を持つ人は、同時に優しさが何かを知ることになる。
世の中から冷たくされた経験を持つ人は、生きていく強さを身につけることになる。
だからといって、命を落とすまでに追い詰められては意味がない。

自分以外の誰かを見て、手を差し伸べる勇気、それが人の心に温かみと逃げ場をもたらすこともある、ということを忘れてはいけない。

美しい心とは、他人を温めてあげられる優しさ、なんじゃないだろうか。


新訳 フランダースの犬 (角川つばさ文庫)

KADOKAWA/角川書店
売り上げランキング: 319,279

続きを読む

過去から蓄積してきたデータや統計をすべて捨て去り、手つかずの未来を創ろう。-書評-『ひとにぎりの未来』

これからの未来を、ぼくたちはどれくらい正しく思い描けるだろうか。
発展し進歩していく様子を、正しくイメージできるだろうか。

もう未来をイメージする必要もないほどに発展しきってしまったのか、簡単にイメージできる程度の発展しか未来には残されていないのか。さて、どうだろうか。

便利さばかりを追求する発展なら、もう要らない気がする。
なぜなら、便利さを追求することは、幸せに近づくことではない気がするから。
物が溢れかえっていても満たされない人がいる反面、決して裕福ではないけれど、心に豊かさを保ちながら生きている人もいるのがその証拠。

脳内をもっと愉快で騒々しい未来のイメージで埋め尽くしてみる。
ガヤガヤと、人がうるさく過ごしている。捩れた人間関係や物足りない歯がゆさを抱えながら、毎日を粗暴に闊歩する。その日その日の酒を飲み、明日の楽しみを思い浮かべたり、一日の悔しさから目を背けたりしながら。そんな、当たり前だったはずの未来に、ぼくらは足を踏み入れることができるのだろうか。

あの日あの時、作家たちが事細かに描いた未来に、ぼくたちは今、立っている。
そして、未来を豊かに予言してくれる作家たちはもういない。
いや、そんなことはないかな。

Back to the basic.
ぼくらはエポックメイキングだけを待っている。
今をぶち壊して、未来を創ろう。歴史に学びながら、過去から蓄積してきたデータや統計をすべて捨て去り、手つかずの未来を創ろう。
たとえ壮大でなくたっていい。そこにはきっと、ひとにぎりの未来があるはずだから。


ひとにぎりの未来 (新潮文庫)
星 新一
新潮社
売り上げランキング: 145,668

続きを読む

今すぐ誰かに伝えたい"あの日の思い"はありませんか?-書評-『聲の形』

人は誰しも、伝えられなかった思いや気持ちを胸に抱きながら生きていると思う。
で、もしあの時、あの思いを伝えられていたら、今ごろどうなっているだろうか、とか考える。

あの時の自分の不甲斐なさを悔んだり。
あの時の自分にもう少し勇気があればと自分を蔑んだり。
時間の流れとともに、すっかり取り返しがつかなくなってしまった現実を憂い、落ち込んだり。

もしかしたら、あの時、あの人に、あの言葉を言えていたなら、今この世界は、もっと違ったものになっていたかもしれないのに、と。

そんなことを思いながら、眠い目を擦って会社に向かう。
そんなことを思いながら、酔いで混濁した意識を抱えながら自宅へと戻る。

人はほんとに出し惜しむ生き物だ。

強がったり、虚勢を張ったり、いったいどんな細胞が人をそんな風にさせているんだろうか。

ただ、そんななかでも、まだ取り戻せるものだってある。もう遅すぎるなんて言わないで、今すぐ"あの日の答え"を探しに行こうじゃないか。
もちろん、その答えは"あの日の答え"と違っているかもしれない。でも、そんなことは関係ない。

言えなかった「ごめんなさい」や、言えなかった「ありがとう」、言えなかった「好きです」を伝えるのに、遅すぎることなんてない。

今すぐ誰かに伝えたい"あの日の思い"はありませんか?
続きを読む

叶わぬ妄想と知りつつも、朝の目覚めとともに、従姉の「おはよう」が耳に飛び込んでくる映像が脳を埋め尽くしていく。-書評-『魅惑の女子大生従姉』

男兄弟しかいない、もしくはひとりっ子の男性なら、一度はこんな妄想をしたことがあるだろう。
自分に姉がいれば。自分に妹がいれば。自分に女姉弟がいれば、と。

ただ、そうなると血のつながりを意識してしまう。たとえ妄想だとしても、現実の掟はでき得る限り守りたい。そうなるとだ、従姉や従妹へと妄想は突き進んでしまう。(両親の再婚によってある日突然、血のつながっていない姉もしくは妹が現れる、というパターンもあるが)

ひょんなことから、従姉と同居することになった。それまで男兄弟しか見てこなかった俺が、同じ屋根の下、年の近い異性の呼吸を感じながら生活する。

従姉の部屋には、従姉の体温が。食卓には従姉が使った食器が。お風呂のお湯は従姉の浸かったもの。トイレだって、洗面台だって、脱衣所だって、そこかしこに従姉の存在を感じる。

そのうえにだ、従姉は俺に強い興味があり、俺の肉体にも強烈な興味を示してくる。従姉は年上だ。俺は年下だ。従姉の命令には従わなきゃならない。俺を求めてくる従姉。逆らうどころか、その誘惑に全身まで溺れたい俺。

かたく目を閉じた俺の唇に、従姉の柔らかく湿った唇が重なる……!

なんて妄想、男なら誰しもが抱いたはず。叶うわけがないと知りつつも、妄想のなかでその世界をどんどん広げ、そして、どんどんディテールを描いていく。
叶わぬ妄想と知りつつも、朝の目覚めとともに、従姉の「おはよう」が耳に飛び込んでくる映像が脳を埋め尽くしていく。


魅惑の女子大生従姉 (リアルドリーム文庫 16)
伊吹 泰郎
キルタイムコミュニケーション
売り上げランキング: 477,551

続きを読む

官能小説は少年の頃から思い描き続けた、あり得ない設定のなかで性を貪る願望を、淫蜜の湿りでねっとりと包んでくれた。-書評-『人妻の別荘』

男の果てない願望、それは、あり得ない設定のなかで性を貪ること。
それはきっと、少年の頃からすべての男が抱えている願望といっても過言ではない。

ピザの配達に訪れた家の玄関に下着姿の人妻が現れる。旦那が出張中だから、よかったら上がっていかない? と誘われ家の中へ。性生活に不満を抱く人妻とそのまま情事。

一人で旅をしている途中、とあるホテルに宿泊する。誰も訪れる予定のない自分の部屋のインターホンが鳴る。出てみるとそこには、バスローブ姿の美女が。ひょんなことから鍵を室内に置いたまま、バスローブで部屋の外に出てしまったらしい。しばらくの間、部屋で休ませてくれないかと頼み込む美女。どうぞと中へ招き入れ、あろうことかそのまま情事。

一人カラオケを満喫していると、突然ドアが開かれた。ふと見上げると、そこには泣き崩れた美少女が。ついさっき彼氏にフラれたと涙をこぼす彼女。倒れ込むように部屋に入ってきた彼女を慰めるうち、気づけば濃密な情事。

挙げだすとキリがない。男は少年の頃から、こんなことばっかり考えて生きているんだから。

そして、情事はより濃厚なほうがいい。できれば、男と女がひた隠して生きる淫猥な願望のすべてが叶えられる情事がいい。あり得ない設定のなかで、あり得ない情事に溺れる。

官能小説のなかには、そんな世界が広がっていた。
そして官能小説は、少年の頃から思い描き続けた、あり得ない設定のなかで性を貪る願望を、淫蜜の湿りでねっとりと包んでくれた。


人妻の別荘 (二見文庫)
霧原 一輝
二見書房
売り上げランキング: 125,577
続きを読む

「笑うな」と言われて、それすらも前フリに感じさせる珠玉のユーモアをどうぞ。-書評-『笑うな』

笑いというのは、ほんとに緻密に構成されていると思う。
人々から返ってくる反応は、笑う、というシンプルなものであったとしても、それを誘引するためには、緻密な構成力を要する。

設定がしっかりしていないとダメだし、前フリもしっかりしていないとダメ。相手を話に引き込み没入させ、さらには脳内で具体的な絵をイメージさせる。そして、相手の脳内で繰り広げられているイメージ映像のなかで、オチをつける。語り手と受け手の共同作業でもある。

お笑いの場合、そこに声の強弱や音程、身振り手振りのジェスチャー、間の取り方や抑揚など、たくさんのポイントが絡んでくる。小説では、活字を使って、それら笑いを引き出す要因を押さえていかねばならない。

なんでわずか数ページのストーリーで、こんなにも爆笑してしまうのだ。
相変わらず、そのメカニズムが解明できない。

たとえばショートショートは、隙間時間でもサラッと読むことができる。少しの移動時間や、友人を待っている時間でさえ、数話を読み込めるだろう。暇つぶしに最適、と言ってしまってもいいはずだ。

ただ、これほど珠玉の名作が詰まった作品で暇をつぶせたなら、それは幸せなこと。その暇は、最高の使い方をしたと言っても過言ではない。
本来、何気なく過ごしていたであろう時間を、これほどまでのユーモアで満たすことができたなら、それは至福の時間。

待ち時間を経て、友人が向こうから現れた。
友人がこう言う。
「なにかおもしこいことでもあったの?」と。
それは、本を閉じたあなたの顔が、少しニヤついていたからだ。

このニヤつきを生み出す力。ユーモアの成せる業。
「笑うな」と言われて、それすらも前フリに感じさせる珠玉のユーモアをどうぞ。


笑うな (新潮文庫)
笑うな (新潮文庫)
posted with amazlet at 17.09.17
筒井 康隆
新潮社
売り上げランキング: 80,309

続きを読む

日常のなかに無数に転がる奇妙な事実、それがショートショート。-書評-『招待状』

あのとき、もう片方の選択をしていたら、今の自分はなかった。
そんな風に感じ、過去の選択に思いを巡らせる瞬間は、たくさんある。

自分以外の人をエキストラに見立てて、なんて言うと怒られてしまいそうだけれど、自分が生きている空間は自分視点で綴られているので、主人公と言ってもいいだろう。
そうなると、街ですれ違う人たちや、たまたま電車に乗り合わせた人たち、目的地にたどり着けず道を尋ねてきたおばあちゃんも、僕の物語の行末を左右する、貴重な存在だったということになる。

が、街ですれ違う人たち、電車に乗り合わせた人たち、道を尋ねてきたおばあちゃんも、それぞれに自分視点の物語を持っている。だから、彼ら彼女らからしても、僕は彼ら彼女らの物語の行末を左右する、貴重な存在だったということになる。

今の僕がこうしてここにいられるのは、彼ら彼女らの影響が多かれ少なかれあり、彼ら彼女らが今そこにいられるのは、僕の影響が多かれ少なかれあるということだ。

たとえば僕がそういった調和を少し乱す、もしくは、彼ら彼女らがそういった調和を少し乱す。そうすることで、因果関係の軌道が歪む。こうなるはずだという無意識の期待が裏切られ、そうなったのかという驚きを生む。

予想だにしない結末に、僕たちは、えへへ、と照れ笑いしたり苦笑いしたり。
そういうことを日々、繰り返している。脳内の意識だけに限っていうと、無数に繰り返しているはずだ。あとはそれを綴ればいい。綴ってみるだけで、新しい物語が生まれる。

日常のなかに無数に転がるショートショート。
その招待状は、いつもあなたのその手のなかにある。


招待状: 赤川次郎ショートショート王国 (光文社文庫)
赤川 次郎
光文社 (2017-02-09)
売り上げランキング: 113,358

続きを読む

これまでの常識が、いかに形骸化してしまっているか、気づいた人だけが生き残れる時代がくる。-書評-『多動力』『無敵の思考』『だから数字にダマされる』

常識なんかに囚われるな。

そう背中を押してくれるのは、ロックや文学だけと思っていた。常識や当たり前や普通という概念からはみ出して、ありのままで生きる。そういう思想は、カウンターカルチャーやサブカルチャーのなかにしかないと思っていた。

もちろん、ビジネスシーンになど、ないと。

ところがだ、今のビジネスシーンに目を向けてみると、世の中を見渡し、見通し、自由に生きながら高い技術力やサービスの提供能力で、世をどんどん楽しく便利にしてくれている人たちがいることに気づく。

たとえば、堀江貴文。
たとえば、西村博之。

彼らの考え方に触れていると、とても爽快で痛快な気持ちになる。
既得権益はますますダサくなり、常識人たちは今の時代に太刀打ちできなくなっている。社会のそんな醜態をむき出しにしてくれる彼らの考え方には、共感どころか尊敬すらしてしまう。

ビジネスシーンでも、常識なんかに囚われるなと諭してくれている。

ということはだ、くだらない常識や当たり前や普通に縛られているのは、僕たちのせい。自分たちがそれを選択し、そうやって生きながら、それに対し不満を抱いているだけ、ってことなんだ。
社会がどうとか会社がどうとか、他人のせいにしているけれど、結局は、自分たちが選択したことなんだ。

これまでの常識が、いかに形骸化してしまっているか、気づいた人だけが生き残れる時代がくるんだろうな。


多動力 (NewsPicks Book)
多動力 (NewsPicks Book)
posted with amazlet at 17.08.12
堀江 貴文
幻冬舎 (2017-05-27)
売り上げランキング: 50




だから数字にダマされる
小林直樹
日経BP社
売り上げランキング: 233,075

続きを読む

ショートショートなら、裏切られた後、とても愉快な思いができる。-書評-『サキ短編集』

物語を読み進めて行くと、どんどんとそのスピードがあがっていくことに気づくことがある。
読みはじめは、まだその世界に慣れていない。だから、景色の描写を脳内で再現したり、登場人物へのシンパシーを感じたりに多少の苦労をする。

ところが。

それに慣れてしまうと、どんどんと読み進めるスピードがあがる。
そして、作家が書くよりも手前で、「(登場人物の)こいつだったら、きっとこう言うだろうな」とか、「物語はこういう方向に進むだろうな」とか、無意識のうちに期待しはじめる。

最初は期待程度だったものが、さらに物語に没入すると、それが決めつけに変わる。
「絶対にこう言う!」「絶対にこうなる!」っていう具合に。

そこでだ。作家はこう思うんだ。
その決めつけを華麗に裏切ってやろう。

ユーモアたっぷりに、歯切れよく、豪快に、読者の決めつけを裏切る。それもほんの短い物語の中で、それをやりきる。

人間関係なら、裏切られた後は、とても不快な思いをする。
ショートショートなら、裏切られた後、とても愉快な思いができる。
むしろ、裏切って欲しくて、ショートショートを読んでいる。

ショートショートは、やっぱりおもしろい。


サキ短編集 (新潮文庫)
サキ
新潮社
売り上げランキング: 23,403

続きを読む
about me

大阪モダンディスコ
常盤 英孝
自分史[プロフィール]

大阪のモノ書きでありWeb屋であり広告屋。

どうにかロクデモナイ売文稼業家としてメシを食っていける日を夢から現実に変えるべく、うぬぼれ一本で今日もくだらん文字を書き続ける日々。

大阪を盛り上げるべく、たくさんの人と出会い、とにかく"コトを起こす"ことをお酒の肴に呑んだり、わいわいやったり、時には本気で"コトを起こしたり"など。

日々、書き、描き、話し、モノづくりをしています。

モノ書きとして活動しながら、中小企業・個人事業主の方々のWebサイト制作のニーズを叶えるべく、そのお手伝いもしています。

Webサイト
大阪モダンディスコ

Facebookページ
大阪モダンディスコFBページ

創作活動
妄想するショートショート
虫のいいことしか よう言いません
架空広告.com

facebook
http://www.facebook.com/hidetaka.tokiwa




最近の記事
スポンサード
  • ライブドアブログ